第1043回・日<サンデーこむぞう>
ウ昔話
今日も噛んでるUMU氏。
雄飛さん(Y) 「何か、グレープフルーツ出てくる話ない?」
慶三さん(K) 「あれ、日本の果物?」
日本のグレープフルーツはほとんど輸入品です。
もともと、外国生まれだし。
UMUさん(U) 「じゃあ、フルーツつながりでいいですか?柿なんですけど。」
K 「柿ころころでしょ?」
Y 「柿の恩返し?」
K 「柿太郎?」
今日は「さるかに合戦」
昔々、家が見つかりホッとしているUMUどんの隣に…
Y 「いやー、忘れてたわ。」
K 「学んだねー。」
K 「見て!この手ごたえの顔!手ごたえを感じてる顔!」
U 「普段やらない『聞きなおし』というのをやりまして。」
UMUさん、「ウ昔話」に相当力が入ってますね。
UMUどんの隣をカニがおにぎりを持って歩いておりますと、
Y 「カニがすでにおにぎり持ってんの?」
Y 「カニのおにぎりじゃないの?」
これがホントのカニおにぎりー。
カニマヨってやつもありますね。
(ボケを調べるなって?)
ずるがしこいサルが、拾った柿の種と交換しようよ、といいます。
カニは最初は嫌がりましたが、
K 「サルもカニ食えばいいじゃん。」
U 「ちょっと、みなさん、心を豊かにしてください。」
Y 「カニとおにぎりあったらかなり豪勢ですよ。」
種を植えれば成長して柿がたくさんなって得するよ、と言われて交換しました。
カニは帰って種を植えました。
「早く芽を出せ、カキの種~♪でなきゃハサミでちょん切るぞ~♪」と歌いながら。
種は成長しました。
K 「脅かされたからだよ。」
Y 「極悪カニだな。毛ガニなんじゃないの?」
柿にはたくさん実がなりました。
サルはカニが木に登れないので、実を取ってあげようと木に登りました。
しかし、ずるがしこいサルは熟れた柿を食べるだけで、全然取ってやりませんでした。
カニは「サルどーん、柿を取っておくれよ。」
Y 「オーストラリアかどっかに木に登るカニいたよ。」
U 「あくまで、ジャパニーズなんで。」
オーストラリアまで行かなくとも、奄美のマングローブ原生林にも木を登るカニがいるようです。ほら。
サルは青くてかたーい柿をカニに投げつけました。
カニは柿が当たったショックで、子供をたくさん産みながら死んでしまいました。
Y 「何で?」
K 「それはウソでしょ。」
Y 「お前、ウソはないよ。」
生まれた子供のカニたちは、サルを親の敵討ちということでやっつけようということになり、
敵討ちのために、栗と臼と蜂と牛フンと…
K 「うんこ?」
K 「うんこにも魂が宿ってるの?」
U 「あるんですねー。メルヘンですねー。」
K 「こんなむちゃくちゃな話ある?いくら昔話といえども。」
まー確かに、栗に意思があるのに、柿にはないのだ。
柿は牛フン以下なのだ。
Y 「何で遠慮して、牛に声かけなかったんだろうね。何でフンに…」
U 「理由があるんですよ、もちろん。」
K 「どこまでが牛フンなの?液状じゃん。」
Y 「何か、藁みたいなのが固まってさ、ホワホワホワ~っと。」
この4名(名?)を家に呼び寄せて、作戦を練りました。
Y 「やだな、牛フン、家に呼ぶの。」
きれい好きな雄飛さんならではの発言。
少々話はそれますが、牛フンといえば。
インドでは、牛フンでできた、癌・ヒステリー・生理不順その他に効く「万能薬」や、歯磨き粉、洗剤、美白肌クリーム、育毛剤、肥満治療薬、石鹸などがあるとか。(こちらのブログより)
インドのヒンズー教徒においては、牛が神聖な動物ですからね。(関係ないか。)
日本では、東京農工大学で、牛フンからガソリンを作り出すことに成功。(AP通信より)
また、積水化学工業などはバニラの芳香成分であるバニリンを牛フンから抽出。バニラの花からバニリンを作るよりコストが安く、シャンプーやアロマキャンドルに入れる芳香剤として利用できるように、処理装置を開発中。
確か、この技術はイグ・ノーベル賞じゃなかったかな?
牛フン、すごいやつなんだよ。
その結果、栗は囲炉裏の中に隠れ、蜂は水桶の中に隠れ、牛フンは土間に隠れ、臼は屋根に隠れることになりました。
Y 「『土間土間』行ったら、牛フンだらけだったら、超やだ。」
コラコラ(笑)
彼らは家でサルを待ちました。
Y 「臼が屋根の上に登れるんだったら、カニが柿の木に登れると思うけどね。」
K 「臼、足とか生えてるわけ?『キン肉まん』に出てくるキャラみたいになってんの?エグッ!」
サルは家に入ると、囲炉裏で体を温めだしました。
すると待ってましたとばかりに、囲炉裏の中にいた栗がバーンとはじけました。
K 「自分の身を粉にして戦ったんだ。」
やけどしたサルは、水桶の方に向かいます。
今度は水桶に隠れていた蜂が刺します。
Y 「蜂も刺したら死んじゃうっていう話も聞きますからね。身を粉にして…。カニのために、大変だねー。」
サルは家から逃げ出そうとしました。
そこで牛フンが現れて、土間でツルっと滑りました。
Y 「牛フンにしたって、身を粉にして。踏まれたら粉々ですからね。」
ツルっとなったところに、臼が屋根からドスーンと落ちてきました。
サルは死にました。
カニたちは見事親の敵をとったわけです。
うまい具合に事が運びましたねー。
カニの敵討ちにどれだけの犠牲が。栗や鉢や牛フンや臼はどれだけサルに恨みがあったんですかね。
Y 「カニ、何やってんだよ。」
K 「お前もなんかやれよ。」
Y 「もうちょっと他の作戦、できそうだよね。牛フンをもうちょっと効果的に使えそうだよね。」
登場人物は、他の話もある。
例えば…馬フン。針。卵(栗の代わり)。
K 「やっぱうんこが。」
Y 「針がいたら、針でいいじゃん。」
K 「まだ、栗のほうがいいね。」
Y 「卵なんて、それこそ身を粉にしてですよね。」
芥川龍之介が「猿蟹合戦」という短編小説を書いているが、この中では、カニたちは親の敵の猿を討ったあと、逮捕されて処刑される。
Y 「何で突然法律が出てくんの?今まで無法地帯だったのに。」
小説では当時の世相に合わせて書いているのだろうが、カニは自分のエゴのためだけにやっただけではないか、サルは始めからカキを取ってやると言って交換したわけではない、と。
Y 「芥川もずいぶんグチグチ言ってますねー。」
小説にする以上はもうちょっといろいろ背景があるのでしょうけど。
小説によると、青い柿を投げつけたサルに悪意があったかどうかは不十分であり、よってカニには裁判で死刑が宣告されたとか。
しかも、新聞雑誌の世論も、カニに同情を寄せたものはほとんどなかったというのだから、すごい。
似たような話はインドネシア・シベリアにもある。
主人公がサルとカメだったり、ネズミとカエルだったり。
K 「この話って教訓もなにもないよね。」
Y 「教訓はあるでしょ。悪いことしちゃいけないって。」
K 「あーそうか、殺してんのか。」
Y 「相当悪いですよ。」
K 「青いリンゴぶつけて。」
U 「柿ね。」
Y 「あの・・・バカ?」
Y 「聞いてた?」
せっかくUMUさんが頑張って話したんですから。
K 「他の昔話も含め、モノに命が宿ってるのってあるの?」
U 「お地蔵さんもそうだよね。」
K 「お地蔵さんはまだわかるじゃん。」
Y 「牛フンっていうのはすごいよね。」
U 「あんまりないね、そう言われてみると。」
Y 「モノがなかったんじゃん?」
K 「栗にしたってさ、歩けないじゃん、絶対。そこで、キャラにしようと思い立ったのがすごいよね。」
Y 「そろそろ、そっち行くか、と。」
K 「動物も出切ったと。」
Y 「そろそろ、フンいっていいんじゃないか、みたいな。」
Y 「尿、ってあんのかな?」
K 「わかんないじゃん、どれだか。」
Y 「液体の主人公ってなかなかいないもんね。」
その前に、尿は主人公にはならないと思う。
まったく別の話として面白いものがある。
サルが木に登って、柿を独り占めすると、下でカニが「柿の籠は枝にかけるといいよ。」とサルに言いました。
サルはなるほどと思って枝に籠をかけました。
すると、柿の木の枝は折れやすいので、籠が落ちてしまいました。
カニはすばやく柿を拾って、巣の穴に持って入りました。
サルが降りてきて、「柿をくれ。」と言いますが、カニは小さい穴に入ったまま出てきません。
「欲しかったら中に入っておいで。」とカニは言います。
すると、サルは怒って、「巣の中に糞を入れてやる。」と、カニの巣の小さい穴にお尻を入れたところ、
カニがハサミでサルのお尻をちょん切りました。
なので、サルのお尻は毛が生えずに赤くなり、カニのハサミには毛が生えるようになりました、とさ。
Y 「あれ、サルのケツ毛ってこと?」
UMUさんが「サル」「カニ」「柿」をあまりにも言い間違えるので、話をつかむのが大変です(汗)
毛ガニなんか、ケツ毛だらけ?!
Y 「食いたくないねー。かに道楽。」
K 「それがエピソード0なんじゃないの?そんなことやられたサルが、カニふざけんな、っていって…。復讐の連鎖ですよ。」
Y 「実はサルはカニの親だった、みたいなね。」
U 「『猿蟹合戦』っていう料理屋もありますよ、西宮市に。」
Y 「最後の最後にいっぱい埋め込むっていうUMUの癖も見えましたしね。」
『かに料理「猿蟹合戦」では、「すっぽん鍋」が好評』って…(笑)
UMUさん、事前の準備が大変だと思いますが、がんばって。
「さるかに合戦」という話は知らなかったので、勉強になりました。
幼稚園の時に、学芸会で私がカニに扮した劇はなんだったんだろう?
サルも出てきたんだけどな。
栗やら蜂やら臼やら牛フンは出てこなかったな。
ま、牛フン役になりたい子はいないだろうけど。
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